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自発的な自己紹介の利点とは?組織の結束には個人間の認知が必須

新卒として入社する会社や転職先に初めて出向くとき、必要となるのが自己紹介です。大きな会社の場合は社内の人間をすべて知ることは不可能なため、人事異動や新規プロジェクトの立ち上げ会議のたびに自己紹介が必要となるケースもあるでしょう。
しかし、自己紹介は初対面の1度きりで、無難なものになりがちです。結局誰がどの話をした人だったのかわからなくなることも多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではどのような自己紹介であればよい関係性を構築できるのかについてご紹介します。

会社の規模拡大に反し、社内コミュニケーションは縮小する

普段、会社にいるときにどれくらいの従業員と会話を交わしていますか?
従業数が多くなれば多くなるほど、コミュケーションをとる人の数は少なくなり、気づけば同じ部署の人としか会話を交わしていない…なんていうことも珍しくないのではないでしょうか。

日常業務をこなしていくだけの視点で見れば、同じ部署の人との関係性が良ければ特に困ることはないかもしれません。しかし、部署をまたいだ仕事を行うこともあるでしょうし、他部署の人材の能力を業務に活かせるシーンもあるはずです。

「普段はやるべき業務で手いっぱいだから、なかなかコミュニケーションをとる余裕なんかないよ」「自分から話しかけにいくのが苦手だから、そもそも取っ掛かりを見つけるのが難しい」
そう思っていませんか?

こうした悩みを解決するために活かせるのが、インターネットで自己紹介できる仕組みです。この現代ならではの便利なシステムを活かして、自分から情報を発信してみてはいかがでしょうか。

アックスコンサルティングが導入している「マイストーリー」の事例

株式会社アックスコンサルティングでは、「マイストーリー」という制度を導入しています。マイストーリーとは、一言でいうと自己紹介レポートのこと。生い立ちや趣味など、自分自身に関することを書き入れて作成します。完成したマイストーリーは社内掲示板に従業員名簿とともに掲載しています。従業員は誰でも閲覧できるため、簡単にどのような従業員がいるのかを知ることができる仕組みです。

では、具体的にマイストーリーのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

自由に自己表現ができるツールを活用し、人柄・スキルの情報を共有

マイストーリーに決められたフォーマットはありません。A4で縦向きというルールさえ守れば、文字数も枚数制限もありません。そのため、生い立ちや趣味のほか、特技や仕事に関する意気込み、所有資格やスキル、個々のアピールポイントなど、従業員がみんなに知ってもらいたいことを自由に表現できるのです。
フォーマットがない分、中身はバラエティ豊か。各従業員の個性が文面からも見て取れるのがメリットです。ビジネス一辺倒ではない文面になればなるほど、その従業員個人の性格や人柄が浮き上がってくるのも特徴のため、堅苦しさを取っ払ったほうが、メリットは大きくなると言えるでしょう。

自己紹介ツール共有の利点は、新規採用された新卒・中途社員の人間関係構築の材料になることです。同じ趣味や出身地などが事前にわかっていれば、いざ対面したときの会話の糸口にもつながり、スムーズにコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

新卒・中途社員にも入社前に書き込んでもらうことで、既存社員は新たな仲間について事前に知ることができます。性格や特技を知っておくことは、業務の遂行にも役立つうえ、人事部のデータとしても活用が可能となります。
何年も在職している従業員は情報がどんどん更新されていくため、いつでも自由に更新できるようにしておくほか、1年に1度書き換え時期を設けるとよいでしょう。

自己紹介はチャット機能のほか、専用のサービス提供会社を利用することも可能。最近では社内だけに留まらず、社外への発信も兼ねて従業員が自己紹介をするツールを利用している会社も増えてきています。自社のサービス活性化に加え、企業サイトと合わせて社外へのブランディングにもつながる活用方法のひとつです。

自己開示が個人能力の発掘の場に。組織力向上にもつながる

会社の規模が拡大するにつれ、より重要になってくるのが組織としての結束力です。結束するために必要なことは、従業員がお互いにスキルや人柄について把握しておくこと。相手のことを知ったうえで人間関係・信頼関係は構築されていくものです。

まずは従業員同士のことを気軽に知る機会を設けるために、自己紹介ツールなどを用いて、部署の垣根を超えたコミュニケーションを活性化させていきましょう。

まとめ

社内の風通しが良くなることで、従業員個人の新たな能力に気づける機会も増えるはずです。自己開示が進むことで、個人は人事評価向上につながり、会社はより良い社内人材の発掘につながります。「こういう業務はあの人が得意だよ」「この業務を任せるとあの後輩のスキルアップにつながるはずだ」といった話が社内でどんどんでてくるようになれば、ますます組織としての力も高められていくことでしょう。

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