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オンボーディング

【ATD速報】5/21(火)成功する組織が必ず行っている「オンボーディング」で、人と文化にインパクトを与える方法とは?

ATDの開催もいよいよ3日目となりました。
本日も、パーミッション・マーケティングの提唱者で、『「紫の牛」を売れ!』の著者でもある、セス・ゴーディン氏を講師として迎えた基調講演をはじめ、人材開発に関するさまざまなセッションが行われました。

その中から今回は、Michelle Baker氏が「オンボーディング」について講演した「Driving Business Results Through」の内容についてご紹介します。

成功する組織は、オンボーディングが業績を上げるということを知っていて、戦略的に取り組んでいます。しかし、実際のところオンボーディングを戦略的に取り組んでいる企業は少ないのが現状です。

新入社員のオンボーディングで、課題となることはどんな会社でも共通しています。
例えば

  • 入社初日にマネージャーがいない…
  • マネージャーや関連部署のメンバーが新入社員に興味を示さない
  • 新入社員に関するリリースがない
  • 準備が十分ではない…

など。
新入社員は一刻も早くチームの一員として認められたいのに、新しい会社では、どこのコーヒーがおいしいのか、 食事はどうしたらよいのかすら知らない状況なのです。

アメリカでは、新入社員の

  • 22%は45日以内で辞める
  • 35%は6ヵ月以内で辞める
  • 87%は6ヶ月以内に仕事を続けていけるか確信を持てない
  • 69%はオンボーディングがよければ3年以上残ろうと感じる

というデータがあります。

オンボーディングは、従業員エンゲージメントの向上顧客満足度の向上離職率の低下につながります。

オンボーディングによる新入社員の成果は以下の通りです。

  • 社員とのつながりを感じる
  • 「正しい決定をした」と実感できる
  • チームに貢献できるのが早くなる
  • 他の才能ある人材を引き寄せてくれる
  • 社員として自信を持てるようになる

オンボーディングによる文化面での成果は以下の通りです。

  • 既存の社員にやる気を出させてくれる
  • 新入社員にパッションを説明することで、既存社員が初心を思い出す
  • 首尾一貫した経験ができる
  • 1日目だけではなく、1週間~1ヵ月間と継続したリレーションシップを感じる

まずは経営陣がオンボーディングの重要性を知り、オンボーディングを行わないことが企業にとってどれだけの損失になっているか気付くことが大事だとBaker氏は語ります。余計な仕事だと思われると、社員もオンボーディングに参加しなくなってしまうので、単なるオリエンテーションにならないよう、誰もが参加しやすいような簡単なものにする必要があります。

オンボーディングに必要なものは下記の3つです。

  1. ゴール
    すぐに目指すべきゴール、短期的・長期的な目標設定
  2. トラッキング
    従業員やマネージャーへのフィードバック、評価データ、従業員データなど最新のものが定期的に調べられる環境
  3. 説明責任
    新入社員への十分な説明(会社で使用しているシステム、ポリシー、各種手続など)

また、オンボーディングが成功しているかどうかは下記の5つの指標でチェックしましょう。

  1. 新入社員の離職率が下がったか
  2. 生産性が上がったか
  3. エラー、アクシデントなどが減ったか
  4. セールスが上がったか(30日、60日、90日のタイミングでチェック)
  5. 顧客満足度のスコアが上がったか

Baker氏によると、CEOや役員が初日から新入社員と食事を共にするのは、オンボーディングの面で、とても効果的とのことでした。経営者層から率先して行動することで、新入社員もどれだけ自分が期待されて大切に思われているか実感できるし、会社全体にも新入社員を歓迎する社風が醸成されていくのではないでしょうか。

明日はATD最終日でもある4日目の様子をご紹介します。

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