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オンボーディング

中途社員が抱える課題をオンボーディングで解決しよう

即戦力を期待して、中途社員採用を行っている会社も多いことでしょう。実際に高い能力を持った中途社員は多いのですが、その一方で入社後に壁にぶつかって悩んでしまうことがあります。

そうした中途社員が抱える課題解決に有効な施策がオンボーディングです。この記事では、中途社員が抱える課題、そしてそれらを解決するために有効なオンボーディングについて紹介します。

オンボーディングとは

オンボーディングとは、新しく組織に加わる人材の受け入れから職場への定着、戦力化をスムーズにするため、組織としてサポートする仕組みです。

新卒社員の従来型の研修は、一斉に集められてオリエンテーションを受けるものが一般的でした。こうした研修では、その後のサポートが継続できず、新卒社員の早期離職の原因にもなっています。

「職場になじめない」「この企業は合わない」といった思いを抱かせてしまうのが、早期離職の要因です。

労働人口の減少も背景にあり、現在オンボーディングは、注目を集めている人材教育方法です。そして、オンボーディングは新卒社員だけではなく、中途社員にとっても有効なものなのです。

「即戦力へのプレッシャー」「人間関係になじめない」中途社員ならではの問題とは

中途社員ならではの問題点には、どのような点があげられるでしょうか。

まず、中途社員がぶち当たる壁は「探し物」です。既存社員なら当たり前のように使える資料も、中途社員にとってはどこに何があるのかわかりづらいものです。なかには、1カ月のうち、3割程度の時間を探すことに費やしていたという中途社員も。

また、「メンバーの顔と名前が一致しない」のも中途社員が抱える悩みです。人数の規模の大小に関わらず、入社当初は誰がどのポジションで名前は何なのかといったことを憶えるのは難しいものでしょう。

経験者を中途採用している場合、「即戦力」として期待されることも、また一つの課題です。新しい職場に慣れなければならないうえに、いち早く成果を出すことを期待されてしまうのは、大きなプレッシャーになるでしょう。

さらに、中途社員ならではの課題は、中途社員本人ではなく受け入れる側にもあります。そのうちの一つが、教える側のモチベーションです。

中途社員をたびたび採用している会社の場合、指導側は何度も同じ内容を教えなければなりません。頻繁になればなるほど、新鮮味に欠けた仕事となり、モチベーションの低下にもつながってしまうでしょう。

時間も受け入れ側が抱える課題です。一人を教えるためには、最低でも一人が教育に時間を割かなければなりません。その間、教育担当者の本来の業務時間は減り、こなせる仕事量も減ります。教育担当者がハイパフォーマーであればあるほど、部署にとっての損失も大きくなるのです。特に営業職の場合、業績に直結する事態になります。

また、教育担当者によって教える内容に差が出てしまうのも課題です。口頭での説明がメインの場合、抜け漏れが発生することも起こりえます。そうすると、同じ中途社員にもかかわらず受けた教育内容にずれが生じてしまうこともあるのです。

このように、中途社員には中途社員だからこその課題が、本人・受け入れ側双方にあるといえるでしょう。

中途社員に効果的なオンボーディングとは

中途社員本人、受け入れ側の会社双方に課題を抱えていると紹介しました。そこで、これらの課題を解決するのに役立つのがオンボーディングです。

オンボーディングでは、受け入れ側が歓迎している気持ちを伝えるためのランチ会なども、必要なものとして考えます。成果の前に、まずは職場になじんでもらうことを大切に、コミュニケーションを取ったり交流を図れたりする環境を整えましょう。

課題としてあげられた探し物も、そのうちの一つ。必要な資料は何か、そしてその資料がある場所はどこか。中途社員にあてがわれるメールアドレスのアカウントの用意、必要な情報を共有するためのアクセスの確保。これら一つひとつをきちんと行っておくことが、中途社員にとっても「放置された」と思わずに職場環境に溶け込んでいける要因になるのです。

中途社員が職場になじむための施策のほか、オンボーディングではスキル向上、行動や知識、ノウハウを得るための機会も設けます。たとえ当該社員が業界の経験者であっても、会社によってルールが異なる点はあるもの。いち早く戦力になってもらうためにも、オンボーディングで中途社員のサポートとフィードバックを行いましょう。

孤独を感じやすい中途社員だからこそ、オンボーディングは効果的

新卒社員はもちろんのこと、オンボーディングは中途社員の戦力化にも効果的です。特に、同じ立場の社員が大勢いる新卒入社とは異なり、中途社員は悩みを共有しづらく、孤独感を抱きやすい側面があります。社内の人間関係になじめるよう、受け入れる会社側がサポートすることで、定着につながるのです。

サービス業やエンジニア職など、業種や職種を問わず応用できるのも、オンボーディングの特徴だといえるでしょう。まだ中途社員に対してオンボーディングを行っていない会社は、これを機にオンボーディングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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オンボーディング Onboarding 「新卒社員」や「中途社員」が辞めない仕組みづくり

『オンボーディング』とは、新入社員をスムーズに社内に溶け込ませ、パフォーマンスを上げさせるための一連の仕組みづくりを言います。
この冊子ではHR先進国であるアメリカ企業の事例も踏まえ、人材育成のための最新のメソッドを解説。
オンボーディングの具体的な取り組み方をご紹介しています。

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