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1on1ミーティングの効果を最大限に発揮するために、上司に必要な3つのスキル

部下の育成手法として1on1ミーティングを導入する企業が増えてきました。効果的な1on1ミーティングを進めるため、その本来の意味や進めるうえでの大切なポイント、上司に必要な力を今一度確認していきましょう。

1on1ミーティングとは

人材不足と言われている昨今、社員個人の能力を引き出すことは企業にとって重要な課題です。社員の能力を効率よく伸ばすための1on1ミーティングとは一体どのようなものなのでしょうか。

1on1ミーティングの意味

1on1ミーティングとは、部下と上司が1対1で行う部下のためのミーティングです。月に1~2回定期的に行われることが多く、部下の仕事の状況や悩み、将来の希望などを聞き、上司が的確なフィードバックをすることで、部下が自発的に働けるよう成長させることを目的としています。

1on1ミーティングの特徴

1on1ミーティングは、評価を伝える面談とは全く異なり、人事評価とは関係がないのが特徴です。1on1ミーティングによって、上司との信頼関係が密になるだけでなく、部下の成長が促進され、チーム全体としても成長することが期待されます。

1on1ミーティングをするうえで大切なこと4つ

1on1ミーティングを実施するには、まず上司が1on1ミーティングの意義や目的を熟知しておく必要があります。それでは、実際1on1ミーティングを行う際に気を付けなければいけないことを4つご紹介します。

上司がオープンになる

まずは、話しやすい雰囲気づくりが大切です。部下に矢継ぎ早に質問しても部下は身構えてしまうだけです。部下に自己が開示してもらうためには、まずは上司自らが自己開示しましょう。ただし、上司ばかり話をしないように注意します。

部下を管理・コントロールしない

1on1ミーティングの目的は部下の仕事を管理・コントロールすることではなく、部下の成長です。部下が自分の仕事の状況を理解し、自分で考えて行動できるように導きましょう。経験が豊富だからといって、解決策を指示して強要するようなことは避けてください。

個人の成長や進捗に目を向ける

1on1ミーティングをすることで部下の仕事の進捗や成長が分かりやすくなります。部下個人の成長に目を向け、周囲と比較しないようにしましょう。部下の承認欲求を満たし、自己肯定感を持たせ、やる気を引き出して自発的に仕事ができるように導くことが大切です。

ブライトスポット(良いところ)に注目する

1on1ミーティングは雑談や説教の場ではありません。業務の細かな進捗状況の確認などは別の会議などを利用しましょう。1on1ミーティングでは、ブライトスポットに注目することが大切です。1on1ミーティングに向けて、日常的に部下の良いところを意識して探しておくと良いでしょう。

1on1ミーティングの導入に必要な3つのスキル

最後に、実際に1on1ミーティングを導入している事例をご紹介します。日本ではYahoo! JAPANが組織力を向上させるため、2012年から1on1ミーティングを取り入れています。「社員一人ひとりの才能や情熱を解き放つ」ということを目標に掲げ、週に1度、30分ほどの1on1ミーティングを行っています。それでは、Yahoo! JAPANの「上司が部下の話を聞くために欠かせないスキル」を3つご紹介していきます。

スキル1:コーチング

コーチングとは、目標に向けて自発的に動けるような行動を引き出すことです。1on1ミーティングにおけるコーチングでは、部下の仕事で得た学びや失敗を引き出し、次の行動に生かせるよう導きます。ただ部下の話を聞いて頷く「同意」ではなく、部下の思考やその結論に至るまでのプロセスを知り、今後の目標に「共感」しましょう。

スキル2:ティーチング

部下が悩んでいる場合は、上司が今まで得た知識やスキルを教えることが必要な場合もあります。ただし、1on1ミーティングではあくまでも部下自らが自発的に動けることが目標なので、上司の意見を押し付けないよう提案までに留めておきましょう。部下が自らの力で考えを整理し、学びを得られるようにサポートしましょう。

スキル3:フィードバック

1on1ミーティングは定期的に行うものです。部下のこれまでの仕事の取り組み方やプロセスを長期的に見続けることで、客観的に良かった点や改善策をフィードバックしましょう。適切なフィードバックを行うことで、上司と部下の信頼関係が築け、部下自身が気づいていないような隠れた才能ややる気を引き出すことが可能になります。

1on1ミーティングは個人の能力を伸ばすために効果的

実際に1on1ミーティングを行う際、どのようなことに気を付ければよいかお伝えしてきました。1on1ミーティングは人事評価や課題解決の場ではなく、部下を認める場だということを再認識しておきましょう。正しく1on1ミーティングを実施することで効果は一層高まり、部下の成長ひいては企業の発展へつながります。

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