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部下を成長させる1on1ミーティングとは?

会社にとって従業員の成長は会社そのものの成長に直結する重要なことです。1on1ミーティングとは、毎週や毎月など時期を決めて行う面談のことで、目的は部下を成功体験へ導き成長させることです。部下にとって1on1ミーティングの重要性を実感してもらうためには、上司の対話スキルが必要になってきます。
この記事では、部下をより成長させるための1on1ミーティングの重要性や効果についてご紹介します。

1on1ミーティングの目的

まずは、1on1ミーティングの2つの目的を見ていきましょう。

部下を成功させる

部下の成長には、知識・知恵・経験が必要です。京セラの創始者である稲森氏の有名な考え方に「成果=能力×熱意×考え方」という方程式があります。どんなに能力が優れていても考え方があっていなかったり、熱意が足りていなかったりすると、その本分を発揮できません。すでに知識と成功経験のある上司と対話することで、正しい考え方に導き、モチベーションを上げることで、部下の能力を発揮させ、成功につなげます。

部下に自ら成長してもらう

部下の成長には、自分自身で問題を解決する習慣が必要です。想定外の問題が発生したときに発想の転換が必要になります。上司は、部下が問題に直面したときの解決方法を教えるのではなく、「どうすれば解決できると思うか?」「何が問題だと思うのか?」「その解決手法でなぜ、解決できると思うか?」という質問を重ねて、部下自身に考えさせて解決させることが重要なのです。こうすることで、部下は自分自身の力で課題解決をできるようになり、成長につながります。

部下とのコミュニケーションの時間を確保する意味でも1on1ミーティングは大事

効果があるはずの1on1ミーティングですが、実際に行っている企業は多くありません。
行われていない理由として、上司の都合や思い込みによるものがあげられます。例えば、忙しい、面倒くさい、面談をしても意味がない、必要がない、などです。
部下との面談というと、しっかり時間をとらなくては、と構える上司が多いですが、時間の長さは重要ではありません。たった月に1回30分だけでも部下のために時間を割くことで効果は得られます。上司自身が1on1ミーティングの効果について学んでいないために、部下の成長を止めてしまっているのです。
部下が上司とのコミュニケーションを求めているケースはとても多いです。上司自身が1on1ミーティングの効果や重要性を理解し、実施方法を学び、会社全体の成長へとつなげていきましょう。

1on1ミーティングの8つの効果

それでは、1on1ミーティングをすることで得られる8つの効果をご紹介します。

1. 信頼関係の構築

一緒に仕事をする上で、上司と部下との間に信頼関係は必須です。部下のために時間を割いて定期的に1on1ミーティングを重ねることで、部下も上司に心を開き、上司も部下の知らなかった部分を知ることができます。信頼関係がある企業は、たとえ不景気で業績が悪化したとしても、一致団結して難局を乗り越えることができます。

2. 部下の変化に早く気づく

新入社員は急な環境の変化で心身が不安定になることも多々あります。1on1ミーティングで「何かあった?」と話すことで、早期に部下の心身の変化に気づくことにつながります。

3. 部下のやる気を引き出す

人は常に承認欲求と、自己肯定感への欲求、自発的にとりくむことで達成感を得たいという欲求を持っています。1on1ミーティングで上司から日頃の業務について認めて肯定されることで、これらの欲求を満たすことができ、部下のやる気を引き出せます。

4. 査定に関してギャップを感じなくなる

上司からの評価と自己評価が大きく異なってしまうと不満につながります。年に1回の評価査定の時期にしか話しをしない状態だと、本当に日頃の業務を見てくれているのかと疑問に思ってしまいます。定期的に行う1on1ミーティングで、上司と部下とのギャップを日々すりあわせていきましょう。

5. 優秀な従業員のモチベーションを上げる

優秀な従業員だからこそ手がかからず、放置されがちになってしまいます。優秀な人材には、「今後やりたいこと」を把握し、「昇進を見据えたうえで全社視点を身につけてもらうこと」が必要です。1on1ミーティングをすることで、情熱を持って業務にチャレンジすることにつながります。

6. 先手に対策を打つことで、業務の効率化につながる

1on1ミーティングは、部下の心身状態の把握や目標設定や評価、心身状態や能力の把握をすることができます。コミュニケーションが取れていると、結果的に業務を楽に進めていくことにつながります。何か問題が発生してから対処するのではなく、先手を打って対策を練りましょう。

7. 部下に割く時間が減少する

1on1ミーティングをすることで、日頃から報告・連絡・相談ができ、上司に話しかけやすい状態になります。部下は相談を重ねることで問題解決能力が向上し、結果的に上司が部下の対応に追われる時間も減少します。

8. 「サプライズ退職」予防になる

1on1ミーティングで日頃からコミュニケーションをとっていると、部下の考え方と会社の意向を日頃からすりあわせができている状態にあります。上司との信頼関係が構築されているので、急な退職であるサプライズ退職が減ります。また、部下の不満を解消し、モチベーション管理ができている状態なので退職率そのものも低下します。

1on1ミーティングで話す内容と注意点

それでは話す内容や注意しておくことについて具体的にご紹介します。

話す内容

まずは心身の健康について把握し、仕事に関してはモチベーションを上げるようにサポートしましょう。また部下から業務や組織についての課題があれば相談にのり、部下個人の目標設定、能力開発のための支援もしましょう。他にも、プライベートの相互理解、会社としての戦略・方針の伝達などがあげられます。

注意点

1on1ミーティングは雑談や説教の場ではありません。また、業務の細かい進捗状況に関しては別に時間を設けるようにしましょう。話すテーマやゴールを決めてしまう必要はありませんが、目的を念頭において実施しましょう。

まとめ

1on1ミーティングは、効率的に部下を成長させるために有効なものです。部下の進捗を確認しながら、問題解決をサポートし、最終的に目標達成できるようバックアップしましょう。

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