MotifyHR

テレワーク

テレワークでサボり? パフォーマンスを下げない働き方のコツとは

自宅でのテレワークは「集中できる」「パフォーマンスが上がる」という人がいる一方で、「調子が出ない」「漫画やテレビの誘惑に負けてしまう」という人もいます。テレワークで、パフォーマンスが下がってしまう社員を救うにはどうすればいいのでしょうか?

メリットに目を向けた仕組みがあればサボりは起こらない

テレワークで、オフィスと同じ緊張感をもって働くのは簡単ではありません。「自己管理が苦手」と嘆く社員がいても、ある程度は仕方がないでしょう。そんな社員を救うには、厳しい自己管理をせずに自然と仕事が回るようなルールを、会社側が提示していくべきでしょう。

基本的なものとしては、業務開始時や終了時のメール連絡や、提示連絡のルール化が挙げられるでしょう。適度な緊張感を保つために、パソコンのカメラを常時オンにして、仕事中の様子をチェックしている会社もあるそうです。

ただし、定時連絡やカメラの存在が、パソコンの前に社員が座っているかをチェックするためだけのものだとすると、単に息苦しいばかりになってしまいます。幹部や上司にとっては、「部下がサボっていないか心配」かもしれませんが、デスクに座っている時間でしか社員を評価できないようでは管理職の意味はありません。

本来テレワークは、働き方改革が叫ばれる中で、効率化とワーク・ライフ・バランスの向上を両立させる施策のひとつでした。働きやすさが意欲につながり、エンゲージメントや業績アップにも好影響となるのが理想であり、導入方法を誤らなければ社員の自律や積極性も自然と高まるはずです。適切な仕組みで社員がテレワークできていれば「サボりは生じない」と考えられるでしょう。

理想的なテレワークを実践、定着させるためには「社員がサボるのでは?」というネガティブな視点は不要です。テレワークのメリットに目を向け、効力を最大化するためにどんな仕組みが必要かを検討することが、社員のパフォーマンスを維持向上させる第一歩になるでしょう。

定量評価を重視した評価制度が鍵になる

「社員がサボるのでは?」という不安は、上司が部下の“仕事ぶり”を評価基準にしていた場合に生じがちです。やる気や態度ではなく、結果としての成果物で社員を評価していけば、「サボるのでは?」の不安から抜け出せます。

オフィスで部下が仕事をしていても、常に画面を覗き込んでチェックをするようなことはありません。それでも仕事が回ってきたのは、仕事内容が明確で、指揮系統が正しく整っていたからです。何を、どんなクオリティで、いつまでに提出するかが伝わっていれば、社員にとっては働く場所が変わっただけに過ぎません。

このように、数値化できる成果を評価することを「定量評価」、一方でやる気や態度を評価することを「定性評価」と呼びます。定性評価は、出席率や社内委員会での貢献度などを評価する際に有効ですが、テレワークには不向きです。

評価制度が定量評価型の組織では、無意識のうちに上司が見ていないところでは手を抜く社員が出てきます。同じような感覚を持った上司が「見てないところで社員がサボる」と不安に思うのも、ある意味自然な流れでしょう。テレワークを定着させる上では、社内の評価制度が定量評価型であることが重要となります。

成果物の提出が難しい職種でも、「翌日の仕事内容を前日のうちに上司に報告、予定通りに仕事できたかを終業時に報告」というサイクルがあれば、サボりから脱することができます。こうしたやり方は、“業務の見える化”にもなるため、仕事の効率化や生産性アップにつながります。

ジョブ型雇用とコミュニケーション活性化で社員のやる気をアップ

国内のほとんどの企業は、能力のある人物を採用し、入社後に仕事を割り当てるメンバーシップ型の雇用を行っています。社員全員で協力しながら仕事をするのには向いていますが、個人の責任範囲が曖昧になるというデメリットがあります。「自分がやらなくても誰かが助けてくれる」という感覚にも陥りやすいと言えるでしょう。

メンバーシップ型と対照的なのは、職務に対して人が割り当てられるジョブ型と呼ばれる雇用形態です。社員がこなすべき仕事は職務記述書に記され、各個人がこなすべき仕事の範囲が明確になっています。やり遂げなければ評価を得られないのでサボりが生じにくく、責任感が芽生えるためモチベーションアップも期待できます。

社員のパフォーマンスが高まるテレワークを実現させるには、このような会社側の雇用スタンスも鍵になると言えるでしょう。

また、コミュニケーションの活性化もテレワークの質を高めるために重要です。「孤独になるのではないか」という不安からテレワークに積極的になれず、モチベーションを下げてしまう社員が出ないように、チャットツール、メールでの報連相、オンラインミーティングなどを活用していきます。

コミュニケーション不足が原因で、会社への帰属意識が低下すると「自分がいなくても大丈夫」「サボってもバレない」という感覚に陥ってしまう恐れがあります。上司から積極的に呼びかけて、「連絡を取り合うのが当たり前」な状況を作り出していきましょう。コミュニケーションを取る際は、業務連絡にとどめず、体調への気遣いやねぎらいの言葉なども投げかけていきましょう。信頼関係を結ぶ上で有効です。

テレワークで社員のパフォーマンスを引き出すためには、会社側の姿勢や、メリットを最大化させるための仕組みづくりが欠かせません。同時に、社員の会社への帰属意識が薄れないように、コミュニケーションを取っていくことが望ましいでしょう。

人事、HRに関するお役立ちレポート無料ダウンロードはこちら

この記事もオススメ!

一覧へ

オンボーディング Onboarding 「新卒社員」や「中途社員」が辞めない仕組みづくり

『オンボーディング』とは、新入社員をスムーズに社内に溶け込ませ、パフォーマンスを上げさせるための一連の仕組みづくりを言います。
この冊子ではHR先進国であるアメリカ企業の事例も踏まえ、人材育成のための最新のメソッドを解説。
オンボーディングの具体的な取り組み方をご紹介しています。

ダウンロード

バナースライダー

入社サポート業務をオートメーション化 MotifyHR
特別動画 MotifyHR
在宅ワーク応援プロジェクト MotifyHR
人事評価ハンドブック ~評価制度構築&運用パッケージ~ MotifyHR
8/25開催 離れている従業員とのエンゲージを高める! HRテック活用セミナー MotifyHR
8/27開催 早期離職防止セミナー