HR BLOG

オンボーデイングセミナー

人材育成・研修

カーネギー『人を動かす』で上司論を学ぶ!イマドキ部下を動かすための方程式

一言で部下といっても、さまざまなタイプの人がいます。指導しやすい・扱いやすいタイプもいれば、ちょっと扱いにくいタイプもいるはず。しかし、どんなタイプであっても上司になったからには、きちんと面倒を見て育てるのが仕事です。

「相手が何を考えているのか理解できない」「こちらの指示どおりに動いてくれない」「誰にどんな仕事を任せればいいのかわからない」と悩んだとき、デール・カーネギーの名著『人を動かす』の内容が解決のヒントになるかもしれません。

名著『人を動かす』とはどんな本?

ビジネスコミュニケーション・スキルの名著といわれる『人を動かす』は、アメリカの貧しい家庭で生まれ育ったデール・カーネギーが、他人から最大限のパフォーマンスを引き出す方法について書いた本。
一般的な人でも受け入れやすい手法が掲載されており、家庭や仕事場など集団生活をするうえで心がけておきたいことが記載されています。1936年に発売され、全世界で1,500万部を売り上げる大ベストセラーとなりました。

『人を動かす』にはコミュニケーション能力を高めて、人間関係をよりスムーズにするための方法が書かれています。内容は、人を動かす三原則、人に好かれる六原則、人を説得する一二原則、人を変える九原則、幸福な家庭をつくる七原則の全5パートという構成。80年以上も昔に書かれた本なのですが、現在にも通じるものであり、企業の研修などでも多く用いられています。

イマドキ部下を動かすために。人を動かす三原則とは

人に動いてもらうためには、まず相手を理解し尊重し、相手の立場に立って発言することが重要になってきます。それでは、人を動かすための三原則をお伝えします。

批判しない

人は、その人自身の考えに基づいて行動しています。あなたから見れば想像もできない行動だったとしても、相手にとっては正しいと思っている可能性もあります。
カーネギーは著書の中で、「人を非難するのはどんな馬鹿者にもできる。そして馬鹿者ほどそれをしたがるものだ」と述べています。相手のことを批判することからスタートし、従わせようとすると逆効果になってしまいます。円滑にコミュニケーションを取るためには、まず相手を批判せず、苦情も言わずに、相手の立場に立って理解するよう努めてから行動するようにしましょう。

心からの誠実な評価をする

周囲と信頼関係を築くうえで、相手を認めて褒めることは重要です。人には承認欲求があるため、相手の良い部分を見つけて積極的に褒めることは、円滑にコミュニケーションを進めるために大事なことなのです。
しかし、闇雲に褒めるのでは意味がありません。きちんと相手を見て、感謝の気持ちを伝え、本当に良いと感じた点を褒めて伝えるようにしましょう。

相手が自発的に動くようにする

人が動くとき、誰かに命令されたから動くのと、自分から行動したいと思って動いたのでは、責任感や達成感が異なりパフォーマンスもまったく変わってきます。人を動かしたいのであれば、強く命令するのではなく、相手が動きたくなるように仕向けることが重要です。そのためには、相手の立場に立って、物事を考えるのがポイントです。

名著『人を動かす』から学ぶ、人から好かれる10の方法

人と円滑にコミュニケーションを取ることは、成功するための大きな力となります。成功するために人から好かれなければいけないということではありませんが、人から好かれることは信頼関係を構築するときに大変重要な要素です。

それでは、名著『人を動かす』から学ぶ、人から好かれる10の方法をご紹介します。

相手を批判せず、不平を言わない

異なる考えの相手を理解し歩み寄ることは、優れた人間性と自己制御力が必要です。相手の立場に立って物事を考えることは、信頼関係を築くうえでとても効果的です。

相手を惜しみなく賞賛する

先ほどもお伝えしたとおり、人には承認欲求があります。すばらしい成功を収めている人ほど、人の批判をせず相手をきちんと見て賞賛することを心がけています。

相手の名前を覚える

人は相手に自分の名前を覚えて呼んでもらうと「自分は特別な存在だ」と感じます。どんな言葉よりも、自分の名前がその人にとって重要な言葉なのです。

相手に興味を持つ

相手に好意を持ってもらうには、まず自分が相手に興味を持ちっていると伝えることが重要です。自分の話をするよりもまず、相手の話を聞くことに注力しましょう。

人としての魅力を知る

仕事で成功を収めるには、優秀な大学やコネは重要ではありません。優秀な履歴書があれば、優位なスタートを切ることができる場合もありますが、生き残るためには人間的な魅力が重要。加えて、社会的スキルや才能がある人などです。相手に興味を持ち、一緒にいて楽しいと感じてもらうことができると、人間関係も円滑になり、仕事の可能性が広がります。

自分の過ちを認める

相手に好感を持ってもらうためには、謙虚な姿勢が重要です。特に自分が失敗した場合は、すぐに自分の非を認めて謝罪することで、信頼関係をより強固なものにします。

議論に勝つのが目的ではない

文相手との議論に勝つためには、議論そのものを避けることが重要だとカーネギーは記しています。相手の主張を正しい主張でねじ伏せたとしても、相手を説得したのであって合意したのではありません。

合意している部分を認識し、議論を始める

文異なる意見の相手と議論をする場合には、合意している部分を認識し、そこから徐々に方向性が異なる部分の議論につなげると効果的です。二極化している部分から議論を始めても、溝を埋めることは難しいでしょう。

相手にこちらの結論を自分の結論だと思わせる

相手を説得するためには、強要するよりも提案するほうが効果的です。相手の間違いを指摘せず、合意している部分を探し、相手と自分の望む結論が同じだと思わせるように進めましょう。

相手に自分の重要性を認識させる

人に自分の重要性を認識させるためには、これまでお伝えしてきたように名前を呼びかける、相手に関心を持って質問する、相手を批判せず賞賛するなどの行動をすると、相手はあなたとの関係を重要と考えるようになり、これが円滑なコミュニケーションの基礎となります。

まとめ

この名著のすばらしさの理由の一つは、豊富なエピソードの存在だといわれています。内容を見てみると当たり前のことが書いてあるように思われるかもしれませんが、実際にあなたは実行できているでしょうか。初心に戻り、「相手の立場から考える」という基本的なことから実践してみましょう。そうすることで、改めて部下に対する思いや態度に変化が生まれ、部下とのコミュニケーションも円滑にいき、信頼関係の構築につながります。

一覧へ

オンボーディング Onboarding 「新卒社員」や「中途社員」が辞めない仕組みづくり

『オンボーディング』とは、新入社員をスムーズに社内に溶け込ませ、パフォーマンスを上げさせるための一連の仕組みづくりを言います。
この冊子ではHR先進国であるアメリカ企業の事例も踏まえ、人材育成のための最新のメソッドを解説。
オンボーディングの具体的な取り組み方をご紹介しています。

ダウンロード

オンボーデイングセミナー

Cloud Onboarding Jungle

オンボーディングアンケート